月曜日に住民登録と健康カードの申請へ市役所へいってきました。
市役所とは思えない程、クリーンでシンプルなオフィス空間。
対面式の3連デスクが3カ所に点在しており、
番号を呼ばれた人は、担当者のデスクでそのまま手続きを行います。
(イメージ的には、同僚同士がデスクで軽いミーティング。ていうくらいとてもラフ)
デンマークでは住民登録をするとCPRという個人ナンバーが発行されます。
医療の保障をうけたり、銀行の口座を開いたり、図書館で本を借りたりなど、
国の公共サービスを受ける時にはこのCPRが必要となります。
またEU圏内や一部の国によっても同等の保障も受けれるとのこと。
逆にこのCPRひとつでその人の住所や家族構成はもちろんのこと、
その人がどこの銀行口座を開いているのか、図書館でどんな本を借りたのか、
どんな病気でどの医師に掛かったのかなどの個人データが常に
このCPR上にアップデートされていくという仕組み。
IT先進国であるが故のシステム。
国がまとめてIDデータを管理化している様子は、
ますますヨーロッパならではの合理性とシステム能力化をうかがえる。
国自体がどでかいサーバー!なんてイメージがどんどんふくらむ。
またデンマークは家庭医制度を設けてあるらしく、
住民登録の申請時と同時に希望のドクターを選んで登録しておくことができます。
パソコンのモニタ上に地域のドクター名簿がずらりと映し出されて
「さあ、どのドクターが良い?」という具合なのだが、
ドクターの選択基準が何なのかも分からない僕らからすれば、
病院が自宅から近いことと、ドクターの年齢が幾つくらいなのか。
ぐらいの判断基準しかない。
申請自体は、もう終わり?というくらいシンプルなもの。
パスポートとビザのコピーをとって、用紙一枚に日本の住所と現住所を記入するだけ。
これで、その場でCPRナンバーを発行してもらい、
あとは10日程で自宅にイエローカード(保健カード)も届くというシステム。
ようやくこれでデンマークの公的サービスを受けることもできるし、
短期スクールへの受講も場合によっては無料で受けることも出来る(はずです)。
またその学校探しが結構たいへんそう。
日曜日のニューハウン地区
2 件のコメント:
うわぁ、街並みは写真のイメージ通り。
花屋さんが素敵。こんな風に売られているとついつい買ってしまいそう。
日本はもう暑いくらいかな?
たしかゴールデンウィークに突入?
こちらは今からもっと暖かくなって、
通りを歩くのがますます楽しい季節になってくるよ。
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