2008年4月27日日曜日
CPR
月曜日に住民登録と健康カードの申請へ市役所へいってきました。
市役所とは思えない程、クリーンでシンプルなオフィス空間。
対面式の3連デスクが3カ所に点在しており、
番号を呼ばれた人は、担当者のデスクでそのまま手続きを行います。
(イメージ的には、同僚同士がデスクで軽いミーティング。ていうくらいとてもラフ)
デンマークでは住民登録をするとCPRという個人ナンバーが発行されます。
医療の保障をうけたり、銀行の口座を開いたり、図書館で本を借りたりなど、
国の公共サービスを受ける時にはこのCPRが必要となります。
またEU圏内や一部の国によっても同等の保障も受けれるとのこと。
逆にこのCPRひとつでその人の住所や家族構成はもちろんのこと、
その人がどこの銀行口座を開いているのか、図書館でどんな本を借りたのか、
どんな病気でどの医師に掛かったのかなどの個人データが常に
このCPR上にアップデートされていくという仕組み。
IT先進国であるが故のシステム。
国がまとめてIDデータを管理化している様子は、
ますますヨーロッパならではの合理性とシステム能力化をうかがえる。
国自体がどでかいサーバー!なんてイメージがどんどんふくらむ。
またデンマークは家庭医制度を設けてあるらしく、
住民登録の申請時と同時に希望のドクターを選んで登録しておくことができます。
パソコンのモニタ上に地域のドクター名簿がずらりと映し出されて
「さあ、どのドクターが良い?」という具合なのだが、
ドクターの選択基準が何なのかも分からない僕らからすれば、
病院が自宅から近いことと、ドクターの年齢が幾つくらいなのか。
ぐらいの判断基準しかない。
申請自体は、もう終わり?というくらいシンプルなもの。
パスポートとビザのコピーをとって、用紙一枚に日本の住所と現住所を記入するだけ。
これで、その場でCPRナンバーを発行してもらい、
あとは10日程で自宅にイエローカード(保健カード)も届くというシステム。
ようやくこれでデンマークの公的サービスを受けることもできるし、
短期スクールへの受講も場合によっては無料で受けることも出来る(はずです)。
またその学校探しが結構たいへんそう。
日曜日のニューハウン地区
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2 件のコメント:
うわぁ、街並みは写真のイメージ通り。
花屋さんが素敵。こんな風に売られているとついつい買ってしまいそう。
日本はもう暑いくらいかな?
たしかゴールデンウィークに突入?
こちらは今からもっと暖かくなって、
通りを歩くのがますます楽しい季節になってくるよ。
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