2009年4月28日火曜日

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この一年間 "Daisuke@Dansk" を閲読していただきありがとうございました。
あっという間の一年間がハリケーンのごとく過ぎ去りました。
まだ見ぬあこがれの建築やデザインを求めて、
安価なパンをかじりながらヨーロッパ中を列車や船で
縦横無尽に歩き巡ったことがすでに懐かしくも思います。
何もないところからの生活というのは、
こんなにもシンプルで研澄まされた時間なのか。
と、僕自身では想像以上、期待以上の感動の連続であり、
不安や悩みを抱く時間さえも惜しいほどの時間でした。
今こうして思えるのも、渡欧先で巡り会えたすてきな出会いや、
国内外を問わず、多くの人たちのつながりによって支えられた時間だったんだなと。
感謝の気持ちがいっぱいで、こればかりは言葉にすることが本当にむずかしい。
そっと助けられたり、教えてもらったり、
一緒に笑ったり、食べたり、考えたり。
みんな大人のようで子供だったり、
お互いの気持ちを分かり合ったり。
そんなひとつひとつの感情がとてもクリアに写し出される。
それはまるで北欧の澄み切った空気のようだ。
その空気は冷たいのだけれど、中に入ればとても暖かな日常へと招いてくれる。
北欧での生活は、そんな北欧スタイルそのものが
浮き彫りにされたような時間でした。
そして、自分が何かに向かっている時は、
かならず風が後ろから押してくれます。
しかし、そこに甘んじることなく素直に探求していくことの
すばらしさを再認識することができました。
ここでひとまず "Daisuke@Dansk" は幕を閉じますが、
せっかくの記録なので、少しずつでも時間をさかのぼって、
過去の "思い出し日記" も更新していこうと思います。
また、たまに思い出したかのように開いてみてくださいね。
ありがとうございました。  Tak :)