2008年4月21日月曜日
小さなお食事会
今夜はささやかな日本食会です。
フラットメイトのロミちゃんとマルコくんへ、
私たちが普段食している日本の家庭料理を味わってもらいたいと思い、
日本の庶民的な定番メニュー『生姜焼き定食』をつくることに。
献立:
◎豚肉の生姜焼き
◎肉じゃが
◎大根と人参と玉ねぎのお味噌汁
◎白ご飯
◎煎茶
ふたりにしっかり喜んでもらいたい!
昨日の晩からこの献立のことで頭がいっぱいでした。
味がよくしみるように、昨晩のうちから肉じゃがを作りました。
ふたりがお昼にお出かけしている間に、スーパーへ買い出し、
生姜焼きの下ごしらえ、白米のつけおき、お味噌汁の準備を済ませます。
夕方にふたりが帰宅してからご飯を炊き始めて、お肉も焼いて盛り付けます。
料理をしている最中もコックのマルコと日本食の好きなロミちゃんは
調理の工程にも興味津々です。
お米を炊こうとお水を注げば「その液体は何を注いでいるの?」とか、
しょうゆの匂いにも「ソイソースね!良い香り!」とか、
お鍋の蓋をあけては「これは何味のスープなの?」とか、
そこで「味噌スープ!」と答えると、
「オー!ミショスープ!食べてみたかったの!ファンタスティック!」。
、、、なんだかとてもたのしい。
すべての準備が整いみんなで「いただきます!(日)」「Buon appetito!(伊)」。
- - - 食べ始めてからの会話の一部 - - -
ロミ「どれから食べるのか順番があるの?」
マルコ「もちろんお箸でいただくよ。」
ロミ「ジンジャーがきいてておいしい!」
マルコ「ミソスープが食べてみたかったけどレストランではなかなかおいていないの。」
ロミ「グリーンティ(煎茶)がおいしい!お代わりもらってもいい?」などなど。
ふたりとも醤油味にも抵抗なく楽しそうに食してもらえたのでホッと一安心。
にぎやかな食卓を囲みつつ、話題は日本のフードやアニメ、映画や小説家の話に、
イタリア語と日本語の話、ふたりの交際話、出身地であるベニスの話。
話題は尽きぬまま夕食も終わり、今度はビールを飲みにベランダでお話の続き。
そこで、シネマ専攻のロミちゃんにポートフォリオも見せてもらいました。
パパとコペン巡りをしている時のたくさんの写真をBGMにのせたショートムービーです。
ダンディーなパパと、楽しげに微笑んでいるロミちゃんが写った写真たち。
そこにはシンプルだけど愛するパパへのたくさんのメッセージが込められていました。
静かな街の小さなお食事会。
ふたりに出会えて幸運です。
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