6月26日27日一泊二日ノルウェーの旅。
ノルウェーといっても、今回は首都オスロではなくて、
西部の海沿いの町『ベルゲン』を拠点にフィヨルドを巡る旅です。
このノルウェー西部は世界有数のフィヨルド地帯。
そんな、いくつものフィヨルドスポットが点在する中から、
今回は世界最長・最深のフィヨルドといわれる、比較的ポピュラーな
『ソグネ・フィヨルド』を鉄道・フェリー・バスを乗り継いで巡ることにします。
コペンハーゲンからの飛行機はベルゲン行きの直行便にしました。
出発当日、フライトの時間が早朝6:55だった為、
あたりもまだ少し暗く肌寒い中、眠たい目をこすりつつ空港へと向かう。
約一時間遅れでコペンハーゲンを出発。
飛行機が徐々にベルゲンへ近づくにつれ、
眼下に広がる景色は緑色から白色へと変化をしていきます。
荒々しい山肌を幾数越え、約一時間でベルゲン空港上空へ。
窓から見える向こうの方には、朝靄に包まれたウネウネと伸びるフィヨルド群。
今まで写真集でしか見たことのなかったフィヨルドの風景。
はやる気持ちの表れは昨夜の準備後、今日が楽しみで
なかなか眠れなかったことからすでに始まっているようです。
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レトロ感のあるブルーを基調にした小さなベルゲン空港からエアポートバスで町の中心地へ。
フィヨルド巡りは明日に控えているので、今日一日はのんびりとベルゲン散策をすることに。
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空港からバスで約40分、ヴォーゲン湾を囲むように広がる町の中心地へ到着。
まずは、宿泊先のユースホステルにチェックイン。
さすがフィヨルド観光の町だけあって、大きなバックパックに、
上下レインウエア、本格的なトレッキングシューズにと、
みんな自然を楽しむ山スタイルに身を包んでいます。
そんな雰囲気の中、いろんな国の人達がユースホステルの受付とかで、
なんだかワイワイガヤガヤウダウダと列をなしている瞬間とかも良いものです。
この先のさらなる期待を、じわじわと心を弾ませてくれます。
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重たいバッグパックを預けて身軽になったところで散策へと繰り出します。
ベルゲンは降水雨量が多いことでも有名な町。
膝、腿あたりまで水が貯まることもそう稀では無いとか。
僕等が到着した一日目は、午前中はポツポツと小雨が降っていたものの、
お昼を過ぎたあたりからは、爽快な青空に。
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今回フィヨルドともうひとつ楽しみにしていたフィッシュマーケット。
ヴォーゲン湾のほぼ中心最奥にある漁港には色とりどりのテントルーフ。
活きの良い新鮮な魚貝類を、威勢の良い海男達がたたき売り。
『市場』。。。うんうん、良い響きですね。
『おっちゃん』。。。うん、うううん?食べてばかりだね。
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たくさんの種類のきれいな色彩の魚やサンドやキャビアに目移りしながらも、
どれにしようか歩いていると、これまた威勢良く味見をすすめて来てくれます。
ビール片手に、ちょこちょこ味見歩き。なんてのもありだったかもね。
最終的に、味見で最高においしかったサーモンの燻製にしました。
こいつはほんとにうまかった。
今晩のパスタに入れることにしよう。
そして、残りは明日のサンドに挟んで持って行くことに。
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明日のフィヨルド巡りのチケットを購入するためインフォメーションセンターへ。
順路としては、ソグネ・フィヨルドを時計回りに周遊する為、
列車、バス、フェリー、の各チケットをここでまとめて購入しておくことになります。
ツーリストの多いこういった地域でのチケット手配はとても分かりやすくスムーズです。
これでもうあとは、明日の天候を祈るだけ。
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ユースホステルに戻り、キッチンで夕食の仕度。
キッチン内は既ににぎやかな満員状態。
チキンを丸まる調理しているアフリカ系の男達、
野菜をふんだんに使ったパスタを盛りつける欧州系の家族、
香辛料を巧みにカレーライスを作る中国系カップル。
などなど、こういう多国籍なキッチンを見ているだけでも楽しい。
そして、僕等はお約束通り絶品サーモンのペペロンチーノをきれいにたいらげましたとさ。
ベルゲンという町は、しっかりと人の営みを感じ取れる逞しい印象の港町。
ユースホステルの屋上から夕刻のヴォーゲン湾を眺めていると、
そんなふうに感じれたおおらかなノルウェーの一日目でした。
ではでは、明日のフィヨルドに備えて早めに就寝です。
おやすみなさい。
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