2008年9月12日金曜日
PRINTLAB
“コペン乙女隊テキスタイル工房”を見学。
ここはコペンハーゲンの密やかなブティック街の一角に佇む、
乙女達による乙女達のためのテキスタイルデザインオフィス。
ヤンの誕生日会で知り合ったテキスタイルデザイナー
カレンのデザインオフィスへと招待してもらう。
その様子はとても理想的な環境。
デニッシュの乙女達10人で、通りの外れのほうにある
大きな古いアパートのワンフロアを貸し切り、
道具や空間を共有し合い各々のテキスタイルデザインに取り組む、
いわゆるシェアオフィススタイル。
シルクスクリーンなどのクラフト感と、
現代のデジタル感とが共存するオフィス兼工房の空間には、
10人それぞれが第一線でのお仕事をこなし、
10人それぞれが各自のクリエイティブに専念する。
ただそれだけの、いたってシンプルなデザイン現場。
ひとりだけれどひとりじゃない。
だけど互いに持ちつ持たれつの良い関係。
その光景はまるで美大の女子学生のようだ。
彼女達のテキスタイル理念は『私』より『私』。
つまりは、より自分自身が楽しむこと。
そうすることで相手にも創造的な作品であると感じてもらえること。
彼女達からすれば、それはごくごく自然な考え方。
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